スマブラについて語るだけ

初心者~中級者向けの記事です。

スマブラ養成所鯖関連

~質問に回答する中で自分も参考になったこと~

Q.拒否の意識をしすぎて動きが硬くなる。
A.拒否したい択を絞れていない。撃墜しなければ安いという言葉もあるように、%別に何を喰らっても良いかが割り切れていない。

Q.相手の技に対しての意識以外で重要なこと。
A.撃墜拒否の上手い人は、技だけでなく、間合いや挙動を見て拒否する択を無意識に決めていると思います。
崖で背を向けているフォックス→空後拒否を意識。密着状態でガードの多いフォックス→ガーキャン上スマを警戒。
これは座学と経験によるものがほとんどなので、すぐには身につきにくい所だと思います。
また、癖の把握と対応した技で拒否する意識だと、下りの空後での撃墜を狙うことが多い人→技の先出しをすることによって擬似的に拒否
強気なダッシュ上スマでの撃墜を狙うことが多い→ダッシュ咎めるように技を置くことで擬似的に拒否できます。

技置きと間合いで拒否するのは剣キャラでは大事です。
最近だとSparg0が、攻めているのに撃墜されることが少ない良い例だと思います。

〜間合いの主導権を握るには〜
遠距離だと相手視点DA等の差し込み択を見るだけで済むので基本的に択が通りません。
中距離だとその択に空N、空前、などが追加され、近距離だと強攻撃やガーキャン、投げなども意識しないといけません。なので読み合いが発生し、技も当てやすいということになります。
中距離のギリギリを維持する意識↓

機動力+技の範囲で間合いは構築されるので、足の遅いキャラは、選択肢を増やすために間合いを近づける→技を振るをしないといけないわけです。
間合いの近づけ方にも色々あって、相手の前ダッシュに合わせてこちらも前ダッシュをすることで近距離展開を作ったり、技を匂わせて(ベレトの空前など)ジャンプ様子見しつつ相手を崖に追い詰めていく方法もあります。
ラインのない状況であれば横の機動力は関係ない平等な読み合いにできるので、とりあえず崖に追い詰めるためにどうするかを考える事と、間合いを詰めて技を振る事が大事です。

~教える側になって分かったこと~

・発売から5年経ち十分成熟した環境の現状は、やはり初心者は逆VIPになってしまい、悩んでいました。
確かに、私が始めた頃より上手い人は増えたように感じますが、実際はキャラのコンボがすぐできてしまう(紹介動画が増えたため)ことにより、基礎の部分が疎かになってしまったり、コンボ始動ばかり狙って、対戦ゲームではなくアクションゲームになってしまっている人が多いので、VIP達成までの時間は全体を見るとそこまで変わっていないのではないかと感じました。初期と成熟期で共通して言えることは、「上手くなるためには自分なりに考える必要がある」ということだと思いました。
しかし、DLC2弾などを筆頭とした強キャラや、人口の増加によるVIPのラインの上昇など、かなり初心者には厳しい状況の中で、これだけの育成環境が整っていてよかったと少し安心しました。

・このブログを通してずっと「択を見て対応するスマブラ」について言語化してきましたが、養成所では魔境帯の人ですら崖・着地展開・不利展開しか見れていない人が多いように感じました。
Nの立ち回りや択をセットで見る意識は、わいぜろしーさんから学んだ独自の技術で、私がよくやっている択が通らなかった時や相手の択を見て相手の意図を理解し対応する立ち回りは、私にしかできない技術であることが分かりました。そこも含め、今まで言語化してきて良かったなと思いますし、自分の思考や知識を分かりやすく伝えるという力は、教える側で輝くことだと理解できたので、これからもっと指導者側として力を入れていきたいと決意できました。
・私の立ち回りは独自のものであり、当然ながら必ずしも正解である訳ではないので、教える側として「相手の理想を理解し、実現するために選択肢を増やしてあげる」ということを意識したいと思います。

mp-eske.hatenadiary.jp