スマブラについて語るだけ

初心者~中級者向けの記事です。

スマブラの主要な読み合いについて

 私は、択を見るスマブラについての記事を多く書いてきました。択と言ってもキャラ数が多い関係上、他の格闘ゲームと比べて択の種類自体が多いので、今回はどのキャラでも使える主要な読み合いの内容について書きます。

~読み合いが発生する間合いにするために~

自キャラの機動力(足の速さ&空中機動力&技のリーチ)が相手キャラ以上の場合

 基本的には引き行動をしつつ、見てから差し返す意識です。(飛び道具のあるキャラは多少撒いてもいい)
 そうすると、相手は「引き行動読みの深めの技(DA等)」と「待ちや置き行動」が増えます。(対応してこないなら差し返してるだけで試合が終わります)
 前者に対しては前めの置き、後者に対しては待ち方や置き技の種類を見極めてから、それに対応した攻めを行うことで自分有利な読み合いを回せます。

自キャラの機動力(足の速さ&空中機動力&技のリーチ)が相手キャラ以下の場合

 お互いが技を当てられる間合い(お互いの機動力込みで)にしないと読み合い自体が発生しません。
 ステージ中央のN状態で「相手が技を振ってくれる」or「技をガードさせるか当てる事ができる」ならそのまま読み合えばいいのですが、
 もしこちらの技が透かされているのであれば、相手が技を振ってくれるまでラインを詰める必要があります。
ラインの詰め方として王道なのはダッシュガードですかね。
 相手もずっと引き行動できる訳ではないので、ステージ中央から崖までの間で必ず読み合いをしないといけない時が来ます。

これで大抵のキャラで読み合える間合いにすることはできるはずです。

スマブラの主要な読み合いについて~

 主要な読み合いとして、その間合いになった時に「技を先に出す」「防御行動をとる」「防御行動読み」この3つのどれを相手が選択することが多いかを重点的に見るべきです。

「技を先に出す」・・・上り空中技や差し込み技のことで、主に最速行動の事を指します。相手より速く技を出すことで、発生勝ちしようという意図があります。
これが多い相手に対しては、ガーキャンorジャスガor引き行動から差し返す等の防御行動をとることが正解になります。相手キャラが技の硬直差が少ない技や発生の速い技を豊富に持っている場合、この選択肢が多い傾向にあります。

「防御行動をとる」・・・ガードや回避やジャンプや引き行動等です。被弾・撃墜したくないという意図があります。
これが多い相手に対しては、ガードやジャンプに対して硬直差8F以内の技を振ったり、回避読みで深めに技を出す等の防御行動読みが正解になります。
相手キャラが優秀なガーキャン行動を持ってる場合はガードが、優秀な飛び道具を持っていたり近距離が弱いキャラの場合は回避や引き行動が多い傾向にあります。

「防御行動読み」・・・下り空中技や回避、引き行動読みの深めの技出し、ガードに対しての透かし掴み等です。こちらが後手に回っていることで、最速で技を出さずに読み合っているということです。
これが多い相手に対しては、上り空中技や差し込み技などの、技を先に出す行動が正解になります。
こちらの強気な行動が少なく防御行動が多いと、この選択肢が増える傾向にあります。

スマブラは基本的にはこれが主要な読み合いになります。
あとは一回触れた時のリターンの高さ、間合い管理の上手さ(被弾率)、展開維持(崖展開、着地狩り展開等)の上手さ、読み合いの強さなどが勝敗を分けると思っています。

こちらの動画の2戦目で読み合いに関して分かりやすい解説があります。

読み合いが発生する間合いでなければ、技を先に出す(最速行動)ことが弱いということがこの動画から分かります。