スマブラについて語るだけ

初心者~中級者向けの記事です。

ライン回復と無駄な置き技を減らすメリット

~前置き~

 ジョーカーの弱点である”密着展開”と、強みである引き行動によって生じる”失ったラインの回復”をどのように行うかという問題に対しての記事です。


この動画の話を詳しく言語化してみようと思います。

 最後に、mkleoの差し返し重視の立ち回りから、置き技を減らすメリットに関しても書いていきます。

~ライン回復の話~

 ジョーカーは機動力が高く引き行動が強い、所謂立ち回りキャラに分類されますが、引き行動の弱点としてラインを消費してしまうことが挙げられます。
 非Vipだと内回避や暴れを使ってライン回復しようとする人が多いのですが、それだと読み合いをしなければいけないので、安定させるためにはできるだけ見てから行動するのを心がける必要があります。
 その上で、低リスクな防御択をしつつ、”相手の行動を先出しさせ、不利フレーム中に何かしらのライン回復行動を通す”というのが有効です。

 低リスクな防御択の例として、ガードやジャスガ仕込みやしゃがみ等が挙げられます。
参考動画↓

 過去にれあさんがy0cゲッコウガの解説で同じような内容を話していました↓

これを簡潔にまとめると、
1、密着展開でガードやジャスガ仕込みやしゃがみ等を使い様子をうかがう。
2、相手が我慢できず技を振ってきた場合や振らないで様子見してきた場合、その後の有利フレームを活かして内回避やジャンプ、2段ジャンプを通す。
3、そのジャンプ中も相手の行動を確認して、暴れ、回避、2段ジャンプ、慣性操作などを行い、相手を下がらせてライン回復をする。
ゲッコウガだとジャンプ高度が高いので、そのジャンプを潰されること自体が少なく、ジョーカーだとジャンプを通した後の下ガンや、落下速度が速いことを活かした着地の強さがあります。

~なぜこの行動が強いのか~

 この行動を咎めるには、ジャンプ読みで技を先出しする必要があり、それはこの記事でも書いている通り読みなので、防御行動を取った側が後出しが可能な為弱いです。
mp-eske.hatenadiary.jp

~無駄な置き技を減らすメリット~

 mkleoジョーカーの特徴として、ライン回復以外でも前述したような”相手に先出しさせて差し返す”ことを徹底しています。
 それには間合い管理が重要で、それが上手くできない人の特徴として、”無駄な置き技やガードが多い”ことが原因である可能性があります。ジョーカーでよくある例だと、置きの横強や読み合いになっていない遠い間合いでの空Nや、アルセーヌ時の遠い距離でのエイガオンなどが挙げられます。また、緊張していてとにかく何か技を出さないと落ち着けない状況などが心理的な例だと言えます。
 「技を出す」ということは、その最中は他の技を振れないということを忘れがちです。特にmkleoは立ち回りでの横強やアルセーヌ時の下強などが少なく、その分ステップやジャンプ、2段ジャンプなどで常に釣っているので、リターンの高い空Nや掴みや空前一段などを高確率で当てることができている訳です。
詳しい話はこちらの記事です↓
mp-eske.hatenadiary.jp

 「全ての技を相手の択に対応させる」という話をよくしていますが、これを実行するためには何でもできる状況を作らないといけないと成立しないので、「できるだけ技を入れ込まない」ということを私は全キャラで意識しています。
 ジョーカーの強い入れ込みの例で、下り空中技からの横強入れ込みや、空Nから下強の入れ込みなどは意識して散らせると上級者にも通用する択になります。